東北大学大学院工学研究科次世代航空機研究センター関係各位 【本センターに関する論文のご紹介】 [題目] :Open-Front Approach of a Microwave Rocket Sustained by a Resonant Magnetic Field [著者] :Masayuki Takahashi and Naofumi Ohnishi [雑誌名他(URL等)] :JOURNAL OF PROPULSION AND POWER (Article in Advance, published online November 16, 2017, https://doi.org/10.2514/1.B36621) [概要] : 大気吸い込み型パルス駆動マイクロ波ロケットノズルにおいて,入射マイクロ波の電子サイクロトロ ン共鳴条件を満たす外部磁場を印加したときのブラスト波伝搬特性について数値解析を行なった.規 格化した加熱長さおよびノズル半径をパラメータとして推進性能を評価し,両者がこれまで検討され てきた値よりも比較的小さいときに,推進性能が良好であることを示した.さらに,吸気の際に回転 バルブを用いる開頭式の推進器を提案した.回転バルブを用いることで,ブラスト波伝搬に伴う負圧 の影響を抑制し,推進性能を向上させることができるだけでなく,吸気性能も向上することを示した. これらの効果によりペイロード輸送効率が向上し,ビームエネルギー推進による打ち上げコストを削 減できると考えられる. 【お知らせ】 1) 日本航空宇宙学会 空気力学部門に発足した「高レイノルズ数空力」研究会の活動の一環として, 2018年7月4日(水)-6日(金)に宮崎で開催されます第50回流体力学講演会/第36回航空宇宙数値シ ミュレーション技術シンポジウムにて,企画セッション「高レイノルズ数流れと空気力学」を開催 します.高レイノルズ数流れや空気力学に関する実験及び数値解析研究の議論の場として,是非ご 参加いただければ幸いです. 学会ホームページ:http://branch.jsass.or.jp/aerocom/ryu/ryu50/ 「高レイノルズ数空力」研究会ホームページ:http://branch.jsass.or.jp/aerocom/activities/seminar/high_re/ 【連絡先】 東北大学 大学院工学研究科 次世代航空機研究センター事務局 星 杏奈(Anna Hoshi) 〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01 TEL: 022-795-7998 FAX: 022-795-7998 E-mail: next@cfd.mech.tohoku.ac.jp URL: http://www.next.mech.tohoku.ac.jp/ (*)本メールへの返信はご遠慮頂き、お問い合わせは上記アドレスにお願いします。