東北大学大学院工学研究科次世代航空機研究センター関係各位 【お知らせ】 1) 日本航空宇宙学会北部支部2018年講演会ならびに第19回再使用型宇宙推進系シン ポジウムの開催 開催日:2018年3月5日(月)~6日(火) 会 場:東北大学工学研究科(仙台市) 講演申込締切:2018年1月3日(水) 講演申込方法:本講演会ホームページを通じてお申し込み下さい. ホームページURL:http://branch.jsass.or.jp/north/symposium/ 講演原稿提出締切(予定):2018年1月19日(金) 2) 航空機空力研究ワークショップの開催 2018年3月19日~20日に航空機空力研究ワークショップを仙台にて開催いたします。 3) 日本航空宇宙学会 空気力学部門に「高レイノルズ数空力」研究会が発足いたしま した.本研究会では「高レイノルズ数空力」に関する研究・開発の情報交換を図れる よう年一回程度の研究会の開催を考えております. 2018年7/4-6に宮崎で開催されます第50回流体力学講演会/第36回航空宇宙数値シミュ レーション技術シンポジウムにて,高レイノルズ数空気力学関係で企画セッションを 開催予定です. 「高レイノルズ数空力」研究会ホームページ: http://branch.jsass.or.jp/aerocom/activities/seminar/high_re/ 【本センターに関する論文のご紹介】 [題目] :Characterization of Frequency Response of Pressure-Sensitive Paints [著者] :Tamao Sugimoto, Yosuke Sugioka, Daiju Numata, Hiroki Nagai and Keisuke Asai [雑誌名他(URL等)] :AIAA Journal, Vol. 55, No. 4 (2017), pp. 1460-1464.; https://doi.org/10.2514/1.J054985 [概要] :高速応答型感圧塗料の周波数応答特性を気柱共鳴管により評価した.ポリ マー・セラミック感圧塗料(PC-PSP)と陽極酸化アルミ感圧塗料(AA-PSP)の2種類 の多孔性バインダーからなる感圧塗料に対して,150 Hz から10 kHzの広い周波数領 域のゲイン特性と位相特性を測定し,バインダーや色素の種類,サンプルの基板温度 への依存性を調べた.その結果,各々の塗料に対して伝達関数に対する主要な影響因 子を同定することができた.PC-PSPの時間応答性を支配する主要素は色素分子の発光 寿命であり,その伝達関数は一次遅れ系で近似できる.これに対して,AA-PSPの時間 応答性はより複雑で,色素の発光寿命だけでなくバインダー層内の酸素分子の拡散の 影響を受ける.色素が寿命の長いRuDPP の場合,伝達関数は一次遅れ系で近似でき, 色素が寿命の短いTCPPの場合は二分の一次系で近似できる.これらの結果より,色素 分子がPC-PSPでは皮膜の表面付近に分布するのに対し,AA-PSPでは細孔内部にまで色 素分子が拡がっていることが明らかになった. 【連絡先】 東北大学 大学院工学研究科 次世代航空機研究センター事務局 星 杏奈(Anna Hoshi) 〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01 TEL: 022-795-7998 FAX: 022-795-7998 E-mail: next@cfd.mech.tohoku.ac.jp URL: http://www.next.mech.tohoku.ac.jp/ (*)本メールへの返信はご遠慮頂き、お問い合わせは上記アドレスにお願いします。