東北大学大学院工学研究科次世代航空機研究センター関係各位 【お知らせ】 1)AOS-Fall 2017: Next generation transport aircraft workshop fall 2017の開 催 2017年11月15日~17日にAOS-Fall 2017を米国ワシントン大学にて開催いたします。 詳細は本メールマガジンにて順次ご報告させていただきます。 http://www.plum.mech.tohoku.ac.jp/AOS_Fall/index_aos.html 2) 航空機空力研究ワークショップの開催 2018年3月19日~20日に航空機空力研究ワークショップを開催いたします。詳細は本 メールマガジンにて順次ご報告させていただきます。 【本センターに関する論文のご紹介】 [題目] :Enhanced electrohydrodynamic force generation in a two-stroke cycle dielectric-barrier-discharge plasma actuator [著者] :Shintaro Sato, Masayuki Takahashi, and Naofumi Ohnishi [雑誌名他(URL等)] :Applied Physics Letters, Vol. 110, 194101, 2017 (4pp) [概要] : 誘電体バリア放電(DBD)を利用し流れを制御するDBDプラズマアクチュエータは,そ のシンプルな構造と高速な応答性により様々な応用が期待されているが,誘起流速の 低さに課題があるため,周辺気体に作用する電気流体力の増大が求められている.本 論文では,誘電体表面の帯電サイクルに着目した新しい電気流体力生成手法を提案し た.新しい手法における帯電サイクルは正負の帯電行程を電荷の中和行程とともに繰 り返す従来サイクルとは異なり,誘電体表面を正に帯電させる行程と中和行程だけか ら成るサイクルであり,誘電体表面を常に正に帯電させる.この2行程帯電サイクル は,直流電圧とナノ秒パルス電圧を重畳して電極間に印加することで実現でき,負極 のパルス電圧が正極直流電圧下で堆積した表面電荷を取り除くことで繰り返し電気流 体力を生成できることが数値シミュレーションで確かめられた.時間平均した電気流 体力は負パルスの繰り返し周波数にほぼ比例し,同じピーク間電圧を持つ正弦波電圧 印加時と比較して1オーダー大きくなることを示した. 【連絡先】 東北大学 大学院工学研究科 次世代航空機研究センター事務局 星 杏奈(Anna Hoshi) 〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01 TEL: 022-795-7998 FAX: 022-795-7998 E-mail: next@cfd.mech.tohoku.ac.jp URL: http://www.next.mech.tohoku.ac.jp/ (*)本メールへの返信はご遠慮頂き、お問い合わせは上記アドレスにお願いします。