東北大学大学院工学研究科次世代航空機研究センター関係各位 【お知らせ】 1)第4回夏の学校-複合材航空機設計入門-を開催します。 期間:2017年8月22日(火)-26日(土) 場所:金沢工業大学虎の門キャンパス 内容:連続体力学、構造力学、有限要素解析、複合材料力学、航空機設計・演習 費用:25,000円(テキスト4冊込み) 問い合わせ先:goudo@plum.mech.tohoku.ac.jp 詳細は http://www.next.mech.tohoku.ac.jp/pdf/Information_No.63.pdf をご確 認ください。 2)Next generation transport aircraft workshop 2017-2の開催 2017年11月16日~17日にNext generation transport aircraft workshop2017-2をシ アトルにて開催いたします。詳細は本メールマガジンにて順次ご報告させていただき ます。 【本センターに関する論文のご紹介】 [題目] :Analog Self-Powered Harvester Achieving Switching Pause Control to Increase Harvested Energy [著者] :Makihara, K., and Asahina, K. [雑誌名他(URL等)] :Smart Materials and Structures, Vol. 26, No. 5, 2017, Article No. 055007. (DOI: 10.1088/1361-665X/aa676c) [概要] :圧電振動発電のSSHI制御手法の欠点を補うSCVS手法が本研究グループ から提案されていた.スイッチング制御のスイッチ操作回数を調整することで制 振効果を意図的にコントロールできる巧妙な手法であった.しかし,この手法を 実現するセルフパワード制御器はこれまで提案されていなかった.本研究では, 幅広い実用化を目指して,SCVS手法を実現するセルフパワード制御器の構築を目 的とした.構築した制御器はアナログ素子のみで構成されており,圧電素子に発 生する電圧だけで駆動させることが可能である.構築した制御器の実証実験を行 い,提案手法が正しく実現されていることを確認した.電力供給実験では,消費 電力の最大値及び負荷抵抗の大きい領域での発電性能が向上することを確認し た.蓄電実験では,提案制御器を用いた場合の蓄電エネルギは従来制御器と比較 して最大約8.5倍まで増大することを確認した.提案した制御器が振動抑制され やすい系に対して有効であることを示した.提案した制御器は,振動制御の最大 加速度調整機構としても幅広く適用されうることを示した. 【連絡先】 東北大学 大学院工学研究科 次世代航空機研究センター事務局 星 杏奈(Anna Hoshi) 〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01 TEL: 022-795-7998 FAX: 022-795-7998 E-mail: next@cfd.mech.tohoku.ac.jp URL: http://www.next.mech.tohoku.ac.jp/ (*)本メールへの返信はご遠慮頂き、お問い合わせは上記アドレスにお願いします。