東北大学大学院工学研究科次世代航空機研究センター関係各位の皆様 【お知らせ】 1)TU Next Seminar in Applied Mechanics and Computational Engineering (AMCE)の開催 センター第2期では、センター主催のセミナーシリーズTU Next Seminar in AMCEを開 催致します。 第1回は、University of MichiganのEric Johnsen助教授をお招きし、以下の日時で セミナーを開催いたします。ご興味のある方はぜひご参加ください。 日時:平成29年6月27日(火)16:00-17:00 場所:東北大学 大学院工学研究科 機械・知能系 共同棟6階611室 アクセス:http://www.eng.tohoku.ac.jp/map/?menu=campus&area=a01&build=15 講師:Eric Johnsen助教授 (Mechanical Engineering, University of Michigan) http://www-personal.umich.edu/~ejohnsen/home.html 講演題目:High-fidelity simulation of compressible multiphase flows and applications to cavitation erosion 講演概要:添付pdfをご参照ください。 2)Next generation transport aircraft workshop 2017-2の開催 2017年11月16日~17日にNext generation transport aircraft workshop2017-2をシ アトルにて開催いたします。詳細は本メールマガジンにて順次ご報告させていただき ます。 3)次世代航空機研究センターのtwitterアカウントを開設 センター関連の情報をポストしていきます。 https://twitter.com/TohokuU_Next 【本センターに関する論文のご紹介】 [題目] : "Progressive Failure under High-Velocity Impact on Composite Laminates; Experiment and Phenomenological Mesomodeling" [著者] : R. Higuchi, T. Okabe, A. Yoshimura, T. E. Tay, [雑誌名他] :Engineering Fracture Mechanics, (in press). [概要] :本研究では、複合材積層板を対象とした高速衝撃実験を実施し、それに基 づき現象論的損傷進展モデルを提案した。具体的には、CFRP積層板の高速衝撃試験と それに引き続き損傷挙動観察を行ったところ、繊維破断、マトリックス割れ、および 層間剥離という3種類の内部損傷が観察され、その中でマトリックスクラックは2つ分 類出来ることが確認された。その一つは、衝撃点周りに発生した多数のマイクロク ラックであり、もう一つは最外層に発生するトランスバースクラックである。これら の実験・観察結果に基づき、新たな現象論的モデルとそれを組み込んだ数値解析手法 を提案した。特に、2つの種類のクラックのモデル化を目的として、連続的損傷モデ ルと結合力要素モデルの両方をABAQUSの陽解法に実装してある点に特徴がある。論文 中では比較のために、従来モデル(1つは個別の損傷モデル、および他のモデルは連 続損傷モデルのみを使用している)も一緒に解析を行った。また、検証のために、予 測結果を先ほどの実験と比較することで、本解析の妥当性と有効性を確認した。 【連絡先】(*)本年度より事務局が変わりました。 東北大学 大学院工学研究科 次世代航空機研究センター事務局 星 杏奈(Anna Hoshi) 〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01 TEL: 022-795-7998 FAX: 022-795-7001 E-mail: next@cfd.mech.tohoku.ac.jp URL: http://www.next.mech.tohoku.ac.jp Twitter: https://twitter.com/TohokuU_Next (*)本メールへの返信はご遠慮頂き、お問い合わせは上記アドレスにお願いします。