東北大学大学院工学研究科次世代航空機研究センター関係各位の皆様 【お知らせ】 (1)次世代航空機研究センター 教育プログラムの募集 本センターでは航空機あるいは輸送機(自動車も含める)に関する研究を実施する大学院生を募集いたします。 実施期間:平成24年10月中旬から平成25年3月末 実施内容:ワシントン大学との研究交流、航空機メーカー、重工、材料メーカーとの意見交換他 人数:10名程度 募集期間:平成24年10月5日(金)締切 応募資格:東北大学大学院工学研究科に所属する大学院生 応募時には学籍番号、氏名、指導教員名、研究タイトル(英語)を記載し、 jisedai@plum.mech.tohoku.ac.jpまでメールしてください。 また、指導教員の了解を得たうえでの応募をお願いいたします。 (2)ルフトハンザ機内誌にMISORA登場 ルフトハンザドイツ航空機内誌にMISORAが掲載されました。 (ご参考までに紹介文を添付いたします。) (3)新聞報道のお知らせ 2012年8月3日の日経産業新聞に、槙原准教授の研究が掲載されました。 航空機など移動体の構造振動を抑制するための、外部エネルギを全く使用しない 「完全無電力の高性能振動制御手法の研究・開発」についてです。 (ご参考までに記事を添付いたします。) 【本センターに関する論文のご紹介】 [題目]: Innovative Digital Self-Powered Autonomous System for Multimodal Vibration Suppression [著者]: Makihara, K., Takeuchi, S., Shimose, S., and Onoda, J. [雑誌名他]: AIAA Journal, 50(9), 2012, pp. 2004-2011 [概要] : 航空機など移動体の構造振動を抑制する目的で、外部エネルギを全く使用しない 「完全無電力の高性能・振動制御システム」を研究・開発した。本制振ユニット は、制御対象である振動そのものをエネルギ源としてエネルギハーベスティング を行うため、外部パワー供給を一切必要としない。オブザーバを搭載したプロ セッサをも自家発電で駆動するセルフパワード・システムである。従来アナログ 型に比べ、遥かに高度で汎用性・拡張性に優れている。モード推定・モード制御 がデジタル演算として可能なために、移動体構造の複雑な多モード振動を効果的 に抑制できる。現代制御理論に基づいた高度な制御系でありながら、準能動制振 メカニズムを組み込んでいるので、絶対安定の制振システムである。外部制御 オーソリティをも必要としない自律系制御ユニットであり、ユビキタスシステム として活用できる。航空機翼の振動制御やキャビン騒音抑制が、航空機への適用 として考えられる。 【連絡先】 東北大学大学院工学研究科 次世代航空機研究センター事務局 郷土 由里(Yuri GOUDO) 〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01 TEL:022-795-6982 FAX:022-795-6983 E-mail: jisedai@plum.mech.tohoku.ac.jp (*)本メールへの返信はご遠慮頂き、お問い合わせは上記アドレスにお願いします。