東北大学大学院工学研究科次世代航空機研究センター関係各位の皆様 【お知らせ】 (1)第3回 夏の学校-複合材航空機設計入門-の開催 期間:2016年8月15日(月)~19日(金) 場所:金沢工業大学・扇が丘キャンパス・21号館5階会議室 http://www.kanazawa-it.ac.jp/about_kit/ogigaoka.html 共催:金沢工業大学・材料システム研究所,金沢工業大学・航空システム研究所, 東北大学・次世代航空機研究センター 代表:宮野靖 教授(金沢工業大学),廣瀬康夫 教授(金沢工業大学),岡部朋永 教授(東北大学) 幹事:田中基嗣 教授(金沢工業大学) 参加者:30名程度以内 参加費(テキスト代含む):社会人2万円,学生1万円 詳細は添付書類をご確認ください。 (2)Next generation transport aircraft workshop 2017の開催 2017年3月10日~14日に、本センター主催のNext generation transport aircraft workshop2017をシアトルにて開催予定です。 詳細はメールマガジンにて順次ご報告させていただきます。 【本センターに関する論文のご紹介】 [題目] : Otsuka, K., and Makihara, K. [著者] : Aeroelastic Deployable Wing Simulation Considering Rotation Hinge Joint Based on Flexible Multibody Dynamics [雑誌名他] : Journal of Sound and Vibration, Vol. 369, 2016, pp. 147-167. [概要] : 次世代航空機ではフライトエンベロープ拡大・収納スペース節約といった 性能向上のために,モーフィング翼の搭載が期待されている.モーフィング翼の中でも, 展開翼はジョイント機構を有し,既存の翼構造では不可能であったスパン方向への大きな 変形が可能である.劇的に性能を向上させることができる一方,この展開翼のフラッタや ダイバージェンスを防ぐためには,空力弾性解析が必須である.しかし,従来の空力弾性 解析手法では,モーフィングのための駆動力やジョイント周りに発生する大きな剛体回転 の表現には困難が伴った.そこで,異分野領域のロボットアーム解析で発達したマルチボ ディダイナミクス(MBD)を取り入れた.それにより,展開構造物の持つ多様なジョイント 機構を統一的に記述できるようになった.更に,ANCF手法を導入する事で,展開翼の弾性 変形と剛体回転が混在する空力弾性挙動の解析が可能となった.本論文では,展開翼の動 的シミュレーションを通して,提案シミュレーション手法の有用性を示した. 【連絡先】 東北・蜉w 大学院工学研究科 次世代航空機研究センター事務局 郷土 由里(Yuri GOUDO) 〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01 TEL: 022-795-6982 FAX: 022-795-6983 E-mail: jisedai@plum.mech.tohoku.ac.jp URL: http://www.plum.mech.tohoku.ac.jp/jisedai/ (*)本メールへの返信はご遠慮頂き、お問い合わせは上記アドレスにお願いします。