東北大学大学院工学研究科次世代航空機研究センター関係各位の皆様 【お知らせ】 (1)Next generation transport aircraft workshop 2016の開催 2016年2月22日~25日に、本センター主催のNext generation transport aircraft workshop2016をハワイにて開催予定です。 詳細はメールマガジンにて順次ご報告させていただきます。 (2)第2回 夏の学校 -複合材航空機設計入門-の開催 期 間:2015年8月17日(月)~21日(金) 場 所:金沢工業大学・扇が丘キャンパスおよび八束穂キャンパス 共 催:東北大学・次世代航空機研究センター     金沢工業大学・材料システム研究所     金沢工業大学・航空システム研究所 代 表:岡部朋永 教授(東北大学)     宮野靖 教授(金沢工業大学)     廣瀬康夫 教授(金沢工業大学)     片柳亮二 教授(金沢工業大学) 幹 事:田中基嗣 教授(金沢工業大学)     斉藤博嗣 准教授(金沢工業大学)     佐々木大輔 准教授(金沢工業大学)     河合宗司 准教授(東北大学) 講 師:東北大学・次世代航空機研究センター,金沢工業大学・材料システム研 究所,金沢工業大学・航空システム研究所から選定 参加者:30名以内 参加費(テキスト代+α):社会人2万円,学生1万円 【本センターに関する論文のご紹介】 [題目] : 放射音を用いたサンドイッチパネルの衝撃荷重同定および損傷モニタ リング [著者] : 跡部 哲士,村本 真人,胡 寧,福永 久雄 [雑誌名他] : 日本複合材料学会誌, Vol. 41, No. 3 (2015), 85-93. [概要] : 航空機や船舶などに広く適用されているハニカムサンドイッチ構造 は,異物衝突によって衝撃荷重が作用すると表板やコアに目視困難な損傷が発生 し,構造強度 が著しく低下する.本論文では,ハニカムサンドイッチ構造に衝 撃が作用した際の放射音を複数のマイクロホンで計測し,その計測情報から荷重 位置お よび荷重履歴を同定する手法を検討している.また,同定した衝撃荷重 に基づいて損傷の発生の有無と位置を推定する手法を提案している.本荷重同定 法は,衝撃時の放射音が各マイクロホンに到達した時間を用いて荷重位置を同定 し,衝撃と計測音圧を関係づける実験的変換行列を用いて荷重履歴を同 定す る.損傷の発生の有無は,損傷発生時にのみ観測される荷重の乱高下に着目し, 同定した荷重履歴の形状を利用して推定する.なお,損傷位置は衝 撃の作用位 置から推定する.CFRP表板/アラミドハニカムコアからなるサンドイッチパネル を供試体とした実験を行い,衝撃荷重同定法および損傷 モニタリング法の妥当 性を検証している.実験結果より,損傷の発生の有無に関係なく,マイクロホン からの計測情報を用いて衝撃の位置および荷重履 歴を高精度に同定できること が明らかとなった.また,同定荷重の形状が損傷の発生の推定に有用であること が示唆された. 【連絡先】 東北大学 大学院工学研究科 次世代航空機研究センター事務局 郷土 由里(Yuri GOUDO) 〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01 TEL: 022-795-6982 FAX: 022-795-6983 E-mail: jisedai@plum.mech.tohoku.ac.jp URL: http://www.plum.mech.tohoku.ac.jp/jisedai/ (*)本メールへの返信はご遠慮頂き、お問い合わせは上記アドレスにお願いします。