東北大学大学院工学研究科次世代航空機研究センター関係各位の皆様 【お知らせ】 (1)次世代航空機研究センター 教育プログラムの募集(第3期) 本センターでは航空機あるいは輸送機(自動車も含める)に関する研究を実施す る大学院生を募集いたします。 実施期間:平成26年10月から平成27年8月末 実施内容:ワシントン大学との研究交流、航空機メーカー、重工、材料メーカー との意見交換他 人数:5名程度 募集期間:平成26年9月30日(金)締切延長 応募資格:東北大学大学院工学研究科に所属する大学院生 応募時には学籍番号、氏名、指導教員名、研究タイトル(英語)を記載し、 jisedai@plum.mech.tohoku.ac.jp ま でメールしてください。 また、指導教員の了解を得たうえでの応募をお願いいたします。 (2)第1回 夏の学校 -複合材航空機設計入門-を開催致しました。 平成26年8月18日(月)~22日(金)に金沢工業大学・八束穂キャンパスにて第1 回 夏の学校を開催致し、32名の方にご参加頂きました。あ りがとうございま した。 詳しくは下記jisedaiのHPをご覧ください。 http://www.plum.mech.tohoku.ac.jp/jisedai/pdf/SummerSchool_1_2014_08_18.pdf 【本センターに関する論文のご紹介】 [題目] : A Third Order Accurate Cellwise Relaxation Implicit Discontinuous Galerkin Scheme for Unstructured Hybrid Meshes [著者] : Hiroyuki Asada, Kanako Yasue, Yousuke Ogino and Keisuke Sawada [雑誌名他] : Mathematical Problems in Engineering, Vol. 2014, Article ID 176752, 20 pages, 2014. doi:10.1155/2014/176752 [概要] : 空間2次精度で定式化されたセル緩和型陰的DG法を3次精度に拡張する 試みは数値不安定性が現れ全て失敗に終わっていた。この原因を特定するために 熱伝導 型のスカラー方程式にセル緩和型陰的DG法を適用したところ,計算時間 短縮のために2次精度解法では無視していた項を残さないと陰解法の行列の優 対 角性が失われることを見出した。この知見をもとに優対角性を保持した3次精度 セル緩和型陰的DG法を構築したところ,スカラー方程式だけではな くナビエ・ ストークス方程式に対しても2次精度の場合と変わらぬ高い数値安定性が得られ た。また,計算時間短縮のために基底関数の階層性に着目し て陰解法の行列を 簡略化することが可能なことも示した。行列の陰的解法においても反復法を用い るとさらに計算時間の短縮が可能であることを示し た。平板を過ぎる層流境界層や 乱流境界層の解を求めて,空間精度,数値安定性あるいは計算コストの評価を 行った。また,ダブルデルタ翼を過ぎる前縁剥離渦流れ場を解いて実験結 果と の比較を行ったところ,3次精度解法の高い空間精度が示された。これより,実 用問題に対しても3次精度セル緩和型陰的DG法が適用可能である ことが明らかと なった。 【連絡先】 東北大学 大学院工学研究科 次世代航空機研究センター事務局 郷土 由里(Yuri GOUDO) 〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01 TEL:022-795-6982 FAX:022-795-6983 E-mail: jisedai@plum.mech.tohoku.ac.jp URL: http://www.plum.mech.tohoku.ac.jp/jisedai/ (*)本メールへの返信はご遠慮頂き、お問い合わせは上記アドレスにお願いします。