東北大学大学院工学研究科次世代航空機研究センター関係各位の皆様 【お知らせ】 第1回次世代航空機研究セミナー開催のお知らせ 日時:6月22日(金)15:00~16:00 会場:東北大学 青葉山キャンパス 機械・知能系 講義室1 講師:東北大学高等教育開発推進センター 准教授 橘由加先生 題目:「英語教育」の必要性と実践 概要:日本における英語教育を考えると、どうしても受験英語に偏り、 「自然な会話ができる」「伝えたい事を英語で書く」などのコミュニ ケーションが苦手な生徒が多い状況にあるように見受けられます。 近年、グローバル化が進む日本において、英語は必要不可欠であると ともに、国際社会の中でも英語は共通語として確立されています。 そこで、「英語教育」の必要性と実践について講演させて頂きます。 当日はUstreamにてウエブ中継を行います。 番組名:「第1回次世代航空機研究セミナー」 URL:http://www.ustream.tv/channel/第1回次世代航空機研究セミナー パスワード: jisedai ※番組を視聴される場合はパスワードが必要となります。 【本センターに関する論文のご紹介】 [題目] : Impact Force Identification of CFRP Structures Using Experimental Transfer Matrices [著者] : S. Atobe, H. Fukunaga and N. Hu [雑誌名他] : Computers, Materials, & Continua (CMC), Vol. 26, No. 1 (2011), 67-90. [概要] : 本論文では,CFRP複合材構造に作用する衝撃荷重の位置および荷重履歴を高精度 かつ実時間で同定する手法を提案している.衝撃荷重同定に用いる計測情報としては,構造 物の表面に貼付したPZT圧電センサの応答を用いている.本手法は,荷重作用時に構造物中を 伝播する弾性波の各センサへの到達時間から荷重位置を同定する.なお,異方性を有する複 合材構造が対象であるため,弾性波の伝播速度の方向依存性を考慮した同定法となっている. また,高速かつ高精度に各センサでの弾性波の到達時間を検出するため,センサ応答をアナロ グのバンドパスフィルタを通して得た狭い周波数帯域を有する高周波数の弾性波を用いている. 荷重履歴同定には,荷重履歴とセンサ応答履歴を関係付ける実験的変換行列を用いている. 本手法はインパルスハンマを用いた打撃試験から得られる実験データのみによって構築され, 有限要素法などによる数値解析モデルを必要としないため,複雑な構造物に対しても容易に適用 できる.CFRP積層板およびCFRP補強パネルを対象として衝撃荷重同定実験を行い,本手法の妥当 性を検証した.また,過去に提案された最適化手法に基づく衝撃荷重同定法と比較することで本 手法の有用性を検討した.同定実験の結果より,本手法を用いてCFRP複合材構造に作用する衝撃 荷重の位置および荷重履歴を高精度かつ実時間で同定可能であることが明らかとなった. 【連絡先】 東北大学大学院工学研究科 次世代航空機研究センター事務局 郷土 由里(Yuri GOUDO) 〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01 TEL:022-795-6982 FAX:022-795-6983 E-mail: jisedai@plum.mech.tohoku.ac.jp (*)本メールへの返信はご遠慮頂き、お問い合わせは上記アドレスにお願いします。