東北大学大学院工学研究科次世代航空機研究センター関係各位の皆様 【お知らせ】 (1)次世代航空機研究センター 教育プログラムの募集(第3期) 本センターでは航空機あるいは輸送機(自動車も含める)に関する研究を実施す る大学院生を募集いたします。 実施期間:平成26年10月から平成27年8月末 実施内容:ワシントン大学との研究交流、航空機メーカー、重工、材料メーカー との意見交換他 人数:5名程度 募集期間:平成26年9月19日(金)締切 応募資格:東北大学大学院工学研究科に所属する大学院生 応募時には学籍番号、氏名、指導教員名、研究タイトル(英語)を記載し、 jisedai@plum.mech.tohoku.ac.jpまでメー ルしてください。 また、指導教員の了解を得たうえでの応募をお願いいたします。 (2)第1回 夏の学校 -複合材航空機設計入門-の開催 期 間:2014年8月18日(月)~22日(金) 場 所:金沢工業大学・扇が丘キャンパスおよび八束穂キャンパス 共 催:東北大学・次世代航空機研究センター     金沢工業大学・材料システム研究所     金沢工業大学・航空システム研究所 代 表:岡部朋永 教授(東北大学)     宮野靖 教授(金沢工業大学)     廣瀬康夫 教授(金沢工業大学) 幹 事:青柳吉輝 准教授(東北大学)     田中基嗣 准教授(金沢工業大学)     佐々木大輔 講師(金沢工業大学) 講 師:東北大学・次世代航空機研究センター,金沢工業大学・材料システム研 究所,金沢工業大学・航空システム研究所から選定 参加者:30名以内 参加費:テキスト代(合計1万円) 時間割を添付致しました。 【本センターに関する論文のご紹介】 [題目] : Impact damage monitoring of FRP pressure vessels based on impact force identification [著者] : Satoshi Atobe, Sunao Sugimoto, Ning Hu and Hisao Fukunaga [雑誌名他] : Advanced Composite Materials, Special Issue: 18th Composites Durability Workshop, (in Press). [概要] : 本論文では,FRP複合容器に異物が衝突した際に生じる損傷を構造物に 内蔵したセンサからの応答を用いてモニタする手法を提案している.本手法で は,異物 衝突によって構造物に作用した衝撃の位置・荷重履歴を同定し,その 同定荷重に基づいて損傷の位置と程度を推定する.なお,衝撃荷重同定には,著 者 らが過去の論文で提案した荷重-ひずみ応答を関係づける実験的変換行列に 基づく同定法を用いている.本手法の妥当性を検証 するため,アルミニウム合金製ライナーにCFRPとGFRPを巻きつけたFRP複合容器 を供試体として落錐衝撃試験を行い,容器の表面に貼付した ひずみゲージの応 答を用いて損傷をモニタした.また,損傷の発生の有無や大きさを確認するた め,試験後にサーモグラフィを用いた検査も行った.実 験結果より,損傷の発 生の有無に関係なく荷重位置が精度良く同定可能であり,その同定位置から損傷 位置も推定できることが明らかとなった.落錐衝 撃試験機からの計測荷重と サーモグラフィの結果より,作用する荷重が一定以上の値になると損傷が発生す ることが判明した.よって,その閾値を予め 実験的に決定し,同定荷重の最大 値から損傷の発生の有無を推定した.また,同定荷重の作用時間が損傷の大きさ の推定に有用であることもわかった. 【連絡先】 東北大学 大学院工学研究科 次世代航空機研究センター事務局 郷土 由里(Yuri GOUDO) 〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01 TEL:022-795-6982 FAX:022-795-6983 E-mail: jisedai@plum.mech.tohoku.ac.jp URL: http://www.plum.mech.tohoku.ac.jp/jisedai/ (*)本メールへの返信はご遠慮頂き、お問い合わせは上記アドレスにお願いします。