東北大学大学院工学研究科次世代航空機研究センター関係各位の皆様 【お知らせ】 (1)Next generation transport aircraft web seminarの開催 3月19日(水)にNext generation transport aircraft web seminarを開催いた しました。 詳細は添付書類をご確認ください。 (2)Next Generation Transport Aircraft Workshop 2014の開催 3月28日(金)に、シアトルにて本センター主催のNext Generation Transport Aircraft Workshop 2014を開催いたします。 今年度はボーイング高等教育プログラムワークショップとの共同開催となります。 場所は下記を予定しております。 http://www.talarisconferencecenter.com/ 現状までに確定しているプログラムを添付ファイルとして送付いたします。 (3)第1回 夏の学校 -複合材航空機設計入門-の開催 期 間:2014年8月18日(月)~22日(金) 場 所:金沢工業大学・扇が丘キャンパスおよび八束穂キャンパス 共 催:東北大学・次世代航空機研究センター     金沢工業大学・材料システム研究所     金沢工業大学・航空システム研究所 代 表:岡部朋永 准教授(東北大学)     宮野靖 教授(金沢工業大学)     廣瀬康夫 教授(金沢工業大学) 幹 事:青柳吉輝 准教授(東北大学)     田中基嗣 准教授(金沢工業大学)     佐々木大輔 講師(金沢工業大学) 講 師:東北大学・次世代航空機研究センター,金沢工業大学・材料システム研 究所,金沢工業大学・航空システム研究所から選定 参加者:30名以内 参加費:テキスト代+α(合計1万円) 【本センターに関する論文のご紹介】 [題目] : 放射音を用いたCFRP積層板の実験的衝撃荷重同定 [著者] : 跡部 哲士,小林 洸貴,胡 寧,福永 久雄 [雑誌名他] : 日本航空宇宙学会誌, Vol. 61, No. 3 (2013), 79-85. [概要] : 本論文では,構造物に異物が衝突した際に生じる放射音を計測情報と して,作用した衝撃の位置・荷重履歴を同定する手法を提案している.これまで に報告され ている衝撃荷重同定法の多くは,ひずみゲージ,圧電素子,光ファ イバセンサなどの応答を計測情報として用いているが,これらの埋め込み・貼付 する センサは同定システムの補修を困難にし,構造物の機械的特性に影響を及 ぼす可能性もある.一方で,本同定法では非接触型センサであるマイクロホン を用いている.衝撃によって生じた放射音を複数のマイクロホンで計測し,音波 の到達時間から荷重位置を同定する.荷重履歴は,衝撃荷重と音圧を関 係づけ る変換行列を事前に打撃試験を行って実験データから作成しておき,その実験的 変換行列を用いて衝撃作用時の計測音圧から同定する.CFRP 積層板を対象とし た衝撃荷重同定実験をとおして本同定法の妥当性および精度を検証した.その結 果,従来の埋め込み・貼付するセンサを用いた同定法 と同様に,荷重位置・荷 重履歴を本同定法により精度よく同定できることを明らかにした.また,騒音環 境下における本手法の同定精度についても検討 を行い,計測情報にノイズが含 まれる場合においも同定可能であることを明らかにした. 【連絡先】 東北大学 大学院工学研究科 次世代航空機研究センター事務局 郷土 由里(Yuri GOUDO) 〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01 TEL:022-795-6982 FAX:022-795-6983 E-mail: jisedai@plum.mech.tohoku.ac.jp URL: http://www.plum.mech.tohoku.ac.jp/jisedai/ (*)本メールへの返信はご遠慮頂き、お問い合わせは上記アドレスにお願いします。