東北大学大学院工学研究科次世代航空機研究センター関係各位の皆様 【お知らせ】 (1)次世代航空機研究センター 教育プログラム(第1期 修了と第2期開始の お知らせ) 本センターでは、本学大学院生を対象として教育プログラムを運営しておりま す。昨年(第1期) の実績はhttp://www.plum.mech.tohoku.ac.jp/jisedai /education.htmlに 掲載されております。 また、第2期は下記の要領にて行います。 実施期間:平成25年10月から平成26年7月末 実施内容:ワシントン大学との研究交流、航空機メーカー、重工、材料メーカー との意見交換他 人数:6名 (2)Composite Durability Workshop(CDW) 18開催のお知らせ 9月29日 から10月1日まで本学さくらホールにてComposite Durability Workshop を開催いたしました。 大変多数の方にご参加頂きました。是非、詳細はHPを ご確認ください。 http://www.plum.mech.tohoku.ac.jp/cdw18/information.html また、その際の集合写真を添付させて頂きます。ご参照ください。 (3)Web seminar「連続体力学入門」のお知らせ 次の要領にて「連続体力学入門(全8回)」 を 実施する予定です。 概要:材料、構造、流体の解析に必要不可欠な連続体力学の基礎を解説する。 講義にはWebEXを 利用する予定である。 教科書:ベクトル解析からはじめる固体力学入門 第5回:弾性体の力学(教科書第12章) (前回の続きです) 日程:11月6日 (水)18:00-18:30 http://www.coronasha.co.jp/np/isbn/9784339046304/ 定員:25名まで 参加ご希望の方は事務局までお問合せください。 WebEXに必要なIDを 送付いたします。 【本センターに関する 論文のご紹介】 [題目] : FRP複 合容器に作用する多点衝撃荷重の実験的同定 [著者] : 跡部 哲士,北川 剛士,胡 寧,福永 久雄 [雑誌名他] : 日 本複合材料学会誌, Vol. 39, No. 5 (2013), 167-175. [概要] : 本 論文は,FRP複合容器に作用する多点衝撃の位置および荷重履歴の 同定実験に関する研究報告である.剛性の異なる複数の異物 が殻構造に同時に 衝突した場合を想定した2点衝撃荷重の同定を行っている.荷重は材質の異なる チップ(アルミ製,プラスチック製,ゴム 製)を取り付けた2本のインパルス ハンマで作用させ,同定に用いる計測情報は供試体の表面に貼付したPZT圧電セ ンサから得ている.荷重位置・履歴同定には,事前に打撃試験を行って実験デー タから作成した荷重-セン サ応答を関係づける実験的変換行列を用いている. 供試体であるFRP複合容器は,アルミニウム合金製ライナーにCFRPとGFRPを巻き つけた構造をしているが,材料物性値などの詳細は一切不明である.本研究で用 いた実験的変換行列に基づ く衝撃荷重同定法は,実験データのみによって構築 できるため,対象とする構造物の詳細が不明な場合においても適用可能な点が特 徴である. 実 験結果より,実験的衝撃荷重同定法が多点衝撃の場合に対しても有効であ り,かつ,衝突体の剛性に関係なく衝撃の位置および荷重履歴を精度 良く同定 できることが明らかとなった. 【連絡先】 東北大学大学院工学研究科 次世代航空機研究センター事務局 郷土 由里(Yuri GOUDO) 〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01 TEL:022-795-6982 FAX:022-795-6983 E-mail: jisedai@plum.mech.tohoku.ac.jp URL: http://www.plum.mech.tohoku.ac.jp/jisedai/ (*)本メールへの返信はご遠慮頂 き、お問い合わせは上記アドレスにお願いします。