東北大学大学院工学研究科次世代航空機研究センター関係各位の皆様 【お知らせ】 (1)Next generation transport aircraft web seminarの開催 3月20日にNext generation transport aircraft web seminarを開催いたしました。 詳細は添付書類をご確認ください。 (2)Next generation transport aircraft workshopの開催 3月29日に、ワシントン大学内にて本センター主催のNext generation transport aircraft workshop を開催いたします。プログラムを添付にてご紹介いたします。 (3)Composite Durability Workshop (CDW) 18の開催 9月29日から10月1日まで本学さくらホールにてcomposite durability workshop を開催いたします。詳細はHPをご確認ください。 http://www.plum.mech.tohoku.ac.jp/cdw18/information.html 【本センターに関する論文のご紹介】 [題目] : Beam Riding Performance of Asymmetrically Propelled Laser Vehicle [著者] : Masayuki Takahashi, Naofumi Ohnishi [雑誌名他] : AIAA Journal, Vol.50, No.11, November 2012, pp.2600-2608. [概要] : 小型衛星等の低コスト輸送手段として、地上基地からの高強度コヒーレント光照射による遠隔エネルギー伝送を 用いたビーム推進機が提案されている。このうち気体駆動型のレーザー推進機では、数十km程度の高度までは大 気中にプラズマを生成し、同時に発生するブラスト波を利用することで駆動力を得る。しかし、持続的にエネル ギーを取得するためにはビームラインからの離脱を防ぐ必要があり、安定飛行を実現できる機体形状やレーザー 照射方法を確立しなければならない。本論文では、これまで提案されてきたレーザー推進機の中で最も安定と言 われているLightcraftと呼ばれる機体を対象に、3次元流体計算と6自由度軌道計算を結合した飛行シミュレー タを構築し、飛行安定性について解析を行った。達成高度や飛行軌道を実験結果と比較しシミュレータの妥当性 を確認した後。ビームラインから離脱する現象が主にレーザー軸と機軸のなす角がずれることで発生しているこ とを明らかにした。また、このずれを防ぐために機体のジャイロ回転周期と同期したレーザー軸の移動操作を地 上で行うことで、飛行安定性が向上することを示した。 [題目] : 縦型飛行船の抗力係数 [著者] : 上野和之・鷲見裕太・田坂昂大・内山順史 [雑誌名他] : 航空宇宙技術, 12 (2013), 25-30. [概要] : 水平断面積が小さく背の高い飛行船は、比較的狭い土地でも着陸や繋留が可能である。そのような縦型飛行船の 縮尺模型を製作し、飛行実験と風洞実験を行い、それらの抗力について議論した。 【連絡先】 東北大学大学院工学研究科 次世代航空機研究センター事務局 郷土 由里(Yuri GOUDO) 〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01 TEL:022-795-6982 FAX:022-795-6983 E-mail: jisedai@plum.mech.tohoku.ac.jp URL: http://www.plum.mech.tohoku.ac.jp/jisedai/ (*)本メールへの返信はご遠慮頂き、お問い合わせは上記アドレスにお願いします。