東北大学大学院工学研究科次世代航空機研究センター関係各位 【お知らせ】 1) 2022年7月31日〜8月5日に横浜で開催される15th World Congress on Computational Mechanics (WCCM2022)にて,ミニシンポジウム(0725 Towards Next-Generation Aircraft Design with High-Fidelity Simulation Technologies)を企画しています.講演申し込 みは2022年1月9日までとなっています.どうぞ,奮ってご参加ください. WCCM2022ウェブサイト: https://www.wccm2022.org/ ミニシンポジウム:https://www.wccm2022.org/minisymposia0725.html 2) 「富岳」航空機プロジェクトシンポジウムを開催します.本シンポジウムは,文部科学 省・「富岳」成果創出加速プログラム「航空機フライト試験を代替する近未来型設計技術 の先導的実証研究」課題の最新の研究成果を報告し,産業界からの講演なども踏まえ「富岳」 の時代のものづくりシミュレーションについて議論します. 「富岳」航空機プロジェクトHP:http://www.klab.mech.tohoku.ac.jp/fugaku/ 開催日:2022年3月23日(水) 詳細は本メールマガジンおよび「富岳」航空機プロジェクトHPにて順次ご報告させていただ きます. 【本センターに関する論文のご紹介】 [題目] :Generalized estimation methods of turbulent fluctuation of high-speed flow with single-pixel resolution particle image velocimetry [著者] :Taku Nonomura, Takuma Ibuki, Yuta Ozawa, Keisuke Asai and Akira Oyama* *JAXA宇宙科学研究所所属 [雑誌名他(URL等)] :Measurement Science and Technology (2021), Volume 32, Number 12, 125306 (23pp) DOI https://doi.org/10.1088/1361-6501/ac27e9 [概要] 粒子画像流速測定法(PIV)の粒子画像を用いて高空間分解能で高速流の乱流統計 分布を測定する方法を提案し,その性能を評価した。高速移動による粒子形状のぶれの問 題を解決する2つの方法を提案し,従来の方法と比較した。従来の方法では、画像ペアの 個々の粒子形状が円形分布で近似されるのに対して、1つ目の提案では,ペアの1枚目と2枚 目の画像の粒子形状を別々の楕円で近似し、粒子の流れ方向のぶれの影響を低減している。 一方、2つ目の提案では、時間変化するレーザー強度の影響をフーリエ変換に基づくデコン ボリューションで解析する,より一般的な取り扱いが為されている。超音速ジェット試験 を模した合成粒子画像を作成し,評価を行った結果、乱流変動量の推定において、これら の提案手法が従来手法よりも優れた性能を有することが明らかになった。 (以上) 【連絡先】 東北大学 大学院工学研究科 次世代航空機研究センター事務局 〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01 TEL: 022-795-7998 FAX: 022-795-7998 E-mail secretary-klab【@】tohoku.ac.jp (【】削除してください) URL: http://www.next.mech.tohoku.ac.jp/ (*)本メールへの返信はご遠慮頂き、お問い合わせは上記アドレスにお願いします。