東北大学大学院工学研究科次世代航空機研究センター関係各位


【お知らせ】
2021年6月30日（水）-7月2日（金）に東京大学・生産技術研究所で開催されます第53回
流体力学講演会/第39回航空宇宙数値シミュレーション技術シンポジウムにて，企画セッ
ション「高レイノルズ数流れと空気力学」を開催します．講演申し込みは3月15日（月）
までです．
高レイノルズ数流れや空気力学に関する実験及び数値解析研究の成果発表の場として，
是非ご活用いただければ幸いです．
学会企画セッションホームページ：https://branch.jsass.or.jp/aerocom/ryu/ryu53/ryu53lecture/


【本センターに関する論文のご紹介】
 [題目] ：Three-Dimensional Global Stability on Stuart Vortex of Free Shear Layer
 [著者] ：Aiko Yakeno, Makoto Hirota
 [雑誌名他（URL等）] ：In: Örlü R., Talamelli A., Peinke J., Oberlack M. (eds) 
Progress in Turbulence VIII. iTi 2018. Springer Proceedings in Physics, vol 226.
 Springer, Cham.
https://doi.org/10.1007/978-3-030-22196-6_2
 [概要] ：自由せん断層の二次元スチュアート渦の三次元の大域的安定性について調査した．
ここでは，二次元スチュアート渦を基本流とする線形ナビエ・ストークス方程式の初期値問
題において，三次元擾乱の運動エネルギーを最も増幅する初期擾乱を算出するプログラムを
開発し，いくつかのスチュアート渦に対する三次元擾乱の最大成長モードを比較した．以前
のDNSによる研究(Yakeno et al., 2018, 2015)では，自由せん断層の後流でのエネルギー増
幅について，二次元のロール渦とその間の三次元のリブ構造について議論している．本研究
の結果は，DNSの三次元リブ構造に対応する三次元擾乱の線形成長率は，小さなスチュアート
渦に対してより大きくなり，DNSでの結果に対応していない．これは，後流のリブ構造の生成
は，線形安定性だけでなく渦伸長など非線形な過程によって説明されるべきであることを示
している．



【連絡先】
東北大学 大学院工学研究科 次世代航空機研究センター事務局
〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01
TEL: 022-795-7998 FAX: 022-795-7998
E-mail　secretary-klab【@】tohoku.ac.jp　（【】削除してください）
URL: http://www.next.mech.tohoku.ac.jp/
(*)本メールへの返信はご遠慮頂き、お問い合わせは上記アドレスにお願いします。