東北大学大学院工学研究科次世代航空機研究センター関係各位の皆様 【お知らせ】 (1)平成24年4月2日 学内発足式 (2)平成24年4月4日 学外発足式 (3)平成24年4月5日 記念講演会 (4)本センターのHPが出来ました http://www.plum.mech.tohoku.ac.jp/jisedai (5)MISORAがBBCにて紹介されました。 http://www.bbc.com/future/story/20120405-supersonic-jets-ready-to-take-off/1 【本センターに関する論文のご紹介】 [題目]:A periodic unit-cell simulation of fiber arrangement dependence on the transverse tensile failure in unidirectional carbon fiber reinforced composites [著者]:T. Okabe, M. Nishikawa and H. Toyoshima [雑誌名他]:International Journal of Solids and Structures, 48 (2011), 2948-2959 [概要]:炭素繊維強化プラスチックは積層板あるいはFW形式のパイプとしての使用が一般 的である.いずれの使用方法においても,外的な負荷が加えられた時の初期損傷は,負荷 に垂直な方向に繊維が配置された横方向層における層内き裂である.現在のところ,この 層内き裂が設計における安全基準の目安として用いられている.しかしながら,この層内 き裂は材料全体の破断ひずみの約20-30%の負荷ひずみにて発生し,終局破壊における寄与 もあまり大きくないため,現状では大変不効率な設計を強いられている.このため,横方 向層における層内き裂の発生のメカニズムを理解し,改善することは,設計上大変意味が ある.特に,長期耐久性を確保することを目的に,世界的に“破壊力学モデルによる層内 き裂進展”から“弾粘塑性力学や損傷力学を駆使した横方向層における初期損傷モデリン グ”へと関心が移ってきている。我々は、周期セルシミュレーションを用い,横方向層に おける層内き裂に関する微視的損傷解析を行った。解析結果は実験結果とも大変よく一致 しており、今後の設計に援用することが可能であることを明らかにした。 【連絡先】 東北大学大学院工学研究科 次世代航空機研究センター事務局 郷土 由里(Yuri GOUDO) 〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01 TEL:022-795-6982 FAX:022-795-6983 E-mail: jisedai@plum.mech.tohoku.ac.jp (*)本メールへの返信はご遠慮頂き、お問い合わせは上記アドレスにお願いします。